■本:さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 | |
山田 真哉 光文社 2005-02-16 売り上げランキング : 26 おすすめ平均 数字の意味を読む ゴミ批判はベストセラーの証拠!? 会計にまったく縁のない人が、興味をもつきっかけになるかな。 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
もう、あっちこっちで大評判になってたのだが、読む機会がなかったのだが
Amazonでまとめ買いする際に購入
いや~~~、これ、面白いです!
ぐんぐん引き込まれる文章…、うまい!
さすが、ベストセラーになるだけのことはある。
会計学というと、数字が苦手な自分などは、「むむむむ…」とひいてしまうのだが、
非常に面白く説明してあります。
さおだけ屋や、住宅街にぽつんと存在する高級フランス料理店など、
「どうやって儲けを出しているのかよくわからん…」と思うような職種、
いくつかに焦点をあて、商売というものの様々な手法を説明しています。
この本は会計学の入門書。
今までの入門書は、どうしても難しい会計の単語から入っていく
入門と言っても難解なものが多かった(らしい)のですが、
これは、会計そのものに、非常に興味を持つきっかけになる本だと思う。
そして、ビジネスそのものにも。
私は音楽が職業で、よく、「芸術的なお仕事でいいですね」といわれるのだが
「音楽は数学ですよ」と答えることが多いのと同じように。
数学だと思っていた「会計学」はある意味、「芸術的だ」と思った。