■AERA900号イベントに行きました。
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■イベント 「AERA]900号記念イベントトークショー&懇親会
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先日、「AERA」の900号記念イベントに参加して来ました。
「AERA」はご存知、朝日新聞社のニュース週刊誌。
1988年の5月24日に創刊、
今年の12月17日号で通算900号になった。
私は、雑誌は文春、SPA、DIME、anan PHPなどをだいたい毎号読んでいるが
このAERAだけは、創刊号から一冊も逃さず読んでいるのだ。
(なぜかというと、朝日新聞から宅配されるから買いそびれがないのです(笑))
当日は、築地の朝日新聞社のレセプションルームで
Imodeを考案したことで知られている松永真理さん
宇留間和基 編集長 浜田敬子副編集長と3人で
「時代を見る目」という題名でまず、トークセッションが行われた。
「AERA」というのは、知ってる人も多いと思うが
ラテン語で「時代」という意味。
記事も単に起きたニュースを「出来事」として伝えるだけでなく、
独自の視点から時代の動きを考察したものが多い。
宇留間編集長がまず言うには
「この何年間かで一番変わったのは女性である」と。
女性が変化したことによって日本社会が変わった。
私も創刊当時から読んでいて、ここ数年AERAは女性の視点からの
家庭の変化・雇用・健康(松永さんいわく、現代の3Kだそうです(笑))
に関する記事は多いなと思っていたが。
今年、AERAが売れた「売れ筋三点セット」というのがあったそうなのだが
それは
(1)ぺ・ヨンジュン
(2)負け犬
(3)雅子さま
の3つ
この3つに関する記事を載せるとその号は伸びたそうだ。
特にペ・ヨンジュンに関する記事を載せると、今までなかったような
層からの反応があったそうだ。
(感想文が和紙に毛筆で巻紙なってきちゃったりして、びびったそうです(笑))
負け犬は今年流行語にもなった、エッセイスト酒井順子さんの著書
「負け犬の遠吠え」から発生した「負け犬論争」のこと。
負け犬=「未婚・子供なしの30代女性」
これも、あっちこっちで論議をかもしましたね。
じゃあ勝犬はどうなんだと…
これは女性の本当の意味での「幸せ感」の追求に繋がった感じがする。
最後の雅子さまは、もちろん5月の皇太子殿下の「人格否定発言」から。
偉大な母と優秀な妻を持った一人の男性として
60年代生まれの男性の家族感をあらわすきっかけになった。
この3つは関心の高さという意味では、やはり女性が中心だろう。
そして、その動きに興味を覚える男性が「売れ筋3点セット」を作りだしたのだろう。
あと、そのほかに盛り上がったのはなんといっても
「野球」
AERAの読者は、圧倒的に、ライブドア派らしい。ほりえもんの人気が高いそうだ。
この問題と平行して、財界のドンと呼ばれた人たちが次々と表舞台からひいて行った。
これは、バブル崩壊後、社会が変わり、変化していかなかければついていけないのに
「進化できなかった人達」の最後の生き残りだったと宇留間編集長は評していた。
※このアエラのイベントレポート、今、当日とった、
マインドマップから起こしているのですが
これでも、まだ、四分の1以下。
すごく面白かったので、また、今度、追記します。