世の中の流れを読むもの(3)
ミキハウスはちゃんと世の中の流れを読んでいたにもかかわらず
ナルミヤに負けてしまった。
それは、もちろん、ナルミヤのデザインの方が受け入れられたという
事なのだが、それはなぜか。
(もちろんターゲットにしている年齢層にずれはあるが)
つまり、親が着せたいと思う服
親が子供と一緒に楽しめるデザインであったということ。
今の親は純粋に子供のためを思うというより、自分の楽しみで
子供に服を買い与える。
つまり、親の欲望の投影が購買傾向を左右するという訳らしい。
ミキハウスはもちろん、すぐ販売の方向修正を行って
今、原色系だけではない、かなりハイセンスなものも
店頭に並んでいる。
ただ、あまりにもイメージ化されてしまった原色ロゴが
もしかしたらまだ邪魔になってる部分もあるかもしれない。
製品の品質はとてもいいので、切り口さえ、うまくはまれば
また盛り返してくるのではないかと個人的には思っている。
それにしても、OLが給湯室で、ブランド品を
「ねえ~、それいいわね~、どこで買ったの?」
というような会話をするのを同じような会話が
小学校の教室で繰り広げられているというのには
驚きだ。(今はだいぶ下火になったらしいが)
…と、ここまで書いてナルミヤのサイトを検索したら、
他の方のブログで驚くべき記事が出てきた。
私が考えていたよりずっとナルミヤは~~~
う~~~ん、ナルミヤ恐るべし!!
(鈴木貴博のビジネス散歩より)
http://premium.nikkeibp.co.jp/bits/bits_column/column_d07_01.shtml